6.1.8 ガイド:特に注意を払う領域
#LeSS本
機能不全のプロダクトオーナーとチームの関係
プロダクトオーナーからのコミットメントの強制があると、開発の混乱を招く
参考: 8 プロダクトオーナー
機能不全のチームとプロダクトオーナーの関係
実際に毎スプリントで機能を「Done」することは多くのチームにとって難しい
チームは遠い先の納期のみを心配することに慣れていて、スプリントを気にしない
プロダクトオーナーは「いい人」で、終わっていない作業を「受け入れる」ことで悪化する。チームはよりスプリントに無頓着になっていく
私達 対 彼ら
自身で行動することなくお互い指摘し合う、対立するグループの出現は誰にとっても損失である
何も変わらないスクラムの導入
「私達は LeSS を導入したいと思っていますが、何も変えたくありません」←よくある
古いアイデアに新しいラベルをつけるだけにならないよう注意する
チームアシスタントとしてのスクラムマスター、またはアンチスクラムマスター
雑用(ミーティングの予約やコーヒーの手配)をするチームアシスタントになってはならない
役割を与えられただけで、気にも止めないアンチスクラムマスターになってはならない
プロジェクトマネージャーとしてのスクラムマスター
スクラムマスターはプロジェクトマネージャーではありません。
プロジェクトマネージャーの業務は何も行いません
プロジェクトの責任を負いません
プロジェクトの連絡窓口でもチームの連絡窓口でもありません